リップアートメイクは唇に色素を入れることでメイクの時短や唇の形補正を期待できる半永久的な施術です。しかし、色や形が思い通りにならなかったり、施術後の痛みや腫れなどのトラブルから後悔してしまうケースがあるのも事実です。

特に唇は皮膚が薄く、痛みや腫れが出やすい部位とされているため、技術不足の施術者や十分なケアを行わない場合、トラブルに見舞われるリスクが高まります。また、一度入れた色素を完全に消すには、レーザー治療や外科的処置が必要になることもあります。

本記事では、リップアートメイクで後悔しないために欠かせない情報や注意点をまとめました。失敗例や原因、アフターケアから施術者選びまで、ポイントを押さえることで満足度の高い仕上がりをめざしましょう。

リップアートメイクとは？基本情報のおさらい

まずはリップアートメイクの基本的な定義や特徴をリマインドし、メリット・デメリットを含めて理解を深めましょう。

リップアートメイクは、医療用の色素を唇の表皮に注入して色づけする美容医療の一種です。唇の血色を良く見せたり、形を整えたりできるメリットがあります。タトゥーと比べると浅い層に色素を入れるため、時間の経過とともに自然に色が薄くなるのが特徴です。

施術を受けることで、日常のメイク時間を短縮できるほか、落ちにくい唇の色合いが長期間持続します。一方で、唇という敏感な部位への施術であるため、通常のメイクよりも施術時の痛みやダウンタイムが発生しやすい点には要注意です。

また、施術を行うためには医療機関での免許や知識が必要とされています。違法サロンや医療資格のない場所でのアートメイクはトラブルの原因になりやすいため、クリニック選びは慎重に行いましょう。

リップアートメイクで後悔するリスクとよくある失敗例

リップアートメイクでは、唇に色素を注入する特性上、さまざまなリスクや失敗例が報告されています。ここでは主なケースを挙げてみます。

一度色素を入れると、数年単位で色が残るため、仕上がりに納得できない場合のダメージは大きいものです。また、唇は左右対称に仕上げる難易度が高いといわれており、経験不足の施術者では思わぬ形や色の不具合を起こすことがあります。施術後のダウンタイムに、痛みや腫れ、口唇ヘルペスの発症などが起こるリスクもゼロではありません。

これらのリスクや失敗例を知った上で、信頼できる施術者に依頼し、デザインやカラーを慎重に選ぶことが大切です。さらに、体質や体調、アフターケアの方法によっても仕上がりに影響するため、十分に情報を収集してから施術に臨むと後悔を防ぎやすいでしょう。

希望のデザインにならなかった

施術前に理想の色や形をイメージしていても、実際の仕上がりでギャップが生じることがあります。人それぞれ唇の形や色素の入り方が違うため、事前のカウンセリングで細かくすり合わせを行わないとデザインミスが起こりやすいです。

また、唇の厚みや色素の定着具合によって発色がまったく異なる場合があります。施術者とイメージを共有するために、写真や参考イメージを提示するなどの事前準備が重要です。

万が一、満足できないデザインになってしまった場合にも、リタッチや修正施術である程度の修正が可能なケースがありますが、痛みや追加費用がかかるため、最初から専門家との十分な打ち合わせが肝心です。

メディカルエピレーションクリニック心斎橋では、経験豊富な専属のアートメイク看護師が担当させていただきますので安心して受けていただけます。

当クリニックのアートメイク看護師は、臨床経験歴の長い医療スペシャリストです。その医療知識の上に、アイブロウデザイン・アートメイク技術を重ね、相当数のモデル施術をし、厳格な技術規定に合格しています。更には、アートメイク技術が発展している海外での技術研修を経て、最終合格した看護師のみが施術を行っています。

 

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左右非対称・オーバーリップなど形のミスマッチ

唇は顔の中でも左右対象をとるのが難しい部位の一つです。施術者の技術不足によって、片側が大きくなったり、リップラインが不自然にオーバーに描かれることがよくあります。

オーバーリップは唇を大きく見せる効果がありますが、やりすぎると全体のバランスが崩れ、口元に違和感が残る説もあります。自然な仕上がりを求める方は、慎重にラインを打ち合わせするのが大切です。

左右の整合性は施術者の経験とセンスが問われるポイントです。施術前にしっかり形を確認し、細部まで納得できるよう事前相談を重ねましょう。

色ムラや変色が起こった

唇は皮膚の厚さや血流の影響を受けやすいことから、色素が定着する過程でムラが生じることがあります。特に施術後の数日間は色が濃く見えたり、部分的に薄く見えたりと、不安になることがあるでしょう。

また、施術後に色が変色を起こすケースもあります。これは体質や色素の種類、アフターケアの状態などが影響するため、カウンセリング時に十分な説明を受け、リスクを把握しておく必要があります。

色ムラや変色が発生した場合、早めにクリニックと相談してリタッチやメンテナンスを行うことで改善できる可能性があります。定期的なチェックアップを怠らないことが大切です。

仕上がりの色がすぐに薄くなる

リップアートメイクは半永久的手法とはいえ、個人差によって色素の定着度合いが大きく変わります。特に唇が代謝しやすい方や、施術後のアフターケアを適切に行わなかった場合、せっかくの色が想定より早く薄くなることがあります。

また、日常生活での唇の摩擦や刺激、紫外線の影響なども色素の維持に関わってきます。最適な保湿や紫外線対策をしないと色落ちが加速してしまうのです。

万が一思ったよりも早く色が薄くなった場合、追加施術で補う方法もありますが、余計に費用やダウンタイムが発生します。アフターケアと日常的なケアの両面から対策することが大切です。

トレンドや好みが変わった

リップアートメイクは1～3年程度色が持続することが多く、流行や個人の好みが変化してしまった際に後悔する可能性があります。濃い色を選んだものの、自然なピンク系が好みになったなどのケースも珍しくありません。

トレンドに左右されがちな方や、長く使える定番カラーが決まっていない方は、ナチュラルな色味を選ぶのがおすすめです。すっぴんでも浮かない色は後悔を減らす近道です。

施術後に好みが変わってしまった場合、修正や除去を検討する必要があり、時間や費用、肌への負担がかかります。施術前に改めて自分の好みやライフスタイルを見直すことが後悔防止につながります。

痛み・腫れ・口唇ヘルペスなどのトラブル

唇は他の部位と比較して痛みを敏感に感じやすいため、施術中や施術後に痛みや腫れが生じやすいです。程度は個人差がありますが、場合によっては1週間ほど腫れが続くこともあります。

また、もともと口唇ヘルペスの症状が出やすい方は、施術をきっかけに再発するケースがあります。施術前に医師に相談し、予防薬を使用するなどの対策が必要です。

痛みや腫れが引くまでは唇を刺激しないようにし、飲酒や激しい運動など血行を促進する行為は控えるとリスクを軽減できます。万が一トラブルが悪化した場合は、自己判断せずに医療機関へ連絡しましょう。

なぜリップアートメイクで後悔するの？失敗の原因と対策

後悔につながる原因をしっかり把握し、対策を練ることで失敗確率を下げることができます。

リップアートメイクで後悔する理由の多くは、技術不足やカウンセリング不足といった“人”にかかわる要素と、アフターケアをはじめとする“自分”の行動に起因するものがあります。

これらを理解し、注意すべき点を把握することで、満足度の高い施術が実現しやすくなるのです。

また、施術者側の問題だけではなく、施術を受ける側の唇や体質、あるいは日常的なケアの方法も大きく影響を与えます。納得のできる結果を得るには、施術前後のケアや情報収集が不可欠といえるでしょう。

原因1：施術者の技術・経験不足

唇のアートメイクは非常に繊細な施術であり、施術者の技術力や経験が仕上がりを大きく左右します。未熟な施術者が色素の調合や針の深度調整を誤ることで、色ムラや変色、左右非対称などの問題が生じやすいです。

毎日数多くの症例を手がける施術者や、医療機関での研修を受けた技術者はトラブル対応も的確に行いやすいため、事前に実績を調べることが重要です。

一方で安価なクリニックや資格不明のサロンの場合、経験の浅い施術者に当たるリスクが高いので注意してください。

原因2：サロンや違法施設での施術

アートメイクは医療行為と定められているため、本来は医療機関で行う必要があります。しかし、違法に営業しているサロンや美容室などで安価に施術を行っている例が見受けられます。

こうした施設では衛生管理が徹底されていなかったり、医療資格を持たない施術者が担当していたりすることが多く、感染症や仕上がりのリスクが高まる要因となります。

後悔を防ぐためには、必ず医療免許を持つ施術者が在籍するクリニックや医療機関を選ぶようにしましょう。

原因3：仕上がりイメージのすり合わせ不足

自分が思い描くリップカラーや形があいまいなままで、施術に進んでしまうと、知覚していたイメージと実際の仕上がりに大きなズレが生じる場合があります。

唇の色味は肌色とのコントラストや、顔全体のバランスによって変わるため、自分が想像している印象をくわしく施術者と共有することが大切です。

カウンセリングで具体的な色合いや仕上がりのサンプルを見せてもらい、疑問点をしっかり解決しておけば、イメージの食い違いによる後悔を減らせます。

原因4：自身の唇に合わないデザイン選び

唇の厚みや輪郭、もともとの色素量を無視して理想を追いかけると、仕上がりに違和感が残ることが多いです。雑誌やSNSで見たリップを真似したい気持ちはあっても、必ずしも自分の唇に合うとは限りません。

形を大幅に変えようとオーバーラインを引きすぎると、不自然な口元になるばかりか、長期的な修正も難航する場合があります。

施術者と一緒に、自身の唇の形状や肌の色合いを客観的に分析しながらデザインを決定することが、自然で美しい仕上がりへの近道です。

原因5：アフターケアを怠った

施術後の数日間は、唇に負担をかけないように十分な保湿や衛生管理が必要です。かさぶたが形成されることがあるため、無理に剥がすと色素が抜けてしまい、色ムラの原因になります。

また、施術後のダウンタイムには飲酒や入浴など、血行が良くなる行為を控えるのが一般的です。これらの注意を守らないと、意図せず仕上がりに悪影響を与えてしまいます。

アフターケアをしっかり行うことは、色持ちや痛みの軽減に大きく関わる重要なステップです。施術後に面倒だと思わず、定められた指示を守りましょう。

原因6：カウンセリング不足

施術前に十分な時間をかけてカウンセリングを行わないと、自分の理想と施術者の認識がずれたまま進んでしまいます。結果、後悔につながりやすいです。

気になるリスクや痛み、具体的なダウンタイム、費用についても細かく確認し、納得したうえで施術に移ることが不可欠です。

カウンセリングでは、自分の嗜好やライフスタイル、アレルギーの有無などを正直に伝えることで、より的確なアドバイスを受けられます。

原因7：体質・体調を考慮していない

唇というデリケートな箇所への施術は、アレルギーや体調の変化に大きく影響されることがあります。特に免疫が低下しているときや生理直前はトラブルが起こりやすいので要注意です。

アレルギー反応を起こす可能性がある人は、施術に使用される色素や麻酔薬の成分をあらかじめ確認することが望まれます。

自分の体調や体質を理解したうえでスケジュールを組み、無理のないタイミングで施術を受けるようにしましょう。

リップアートメイクのダウンタイムと経過

施術後にはダウンタイムが避けられない場合があります。期間ごとの状態や注意すべき点を把握しておきましょう。

リップアートメイクのダウンタイムは人によって異なりますが、一般的には施術当日から数日間は痛みや腫れ、乾燥などが起こりやすいです。その後、かさぶたが形成され、それが剥がれるまでの期間は見た目が気になるかもしれません。

ダウンタイム中の過ごし方によっては、色素の定着度合いに影響を与えることがあります。施術後に十分な休息やケアを行うことが、納得のいく仕上がりにつながります。

施術当日～1週間

施術直後は赤みや腫れ、ヒリヒリとした痛みを感じることが多いです。唇が敏感になっているため、こすらないように注意し、タオルドライや歯磨きの際も慎重に扱いましょう。

1～2日目はかさぶたができ始める時期でもあり、その期間は無理やり剥がさないことが重要です。剥がしてしまうと、色素が一緒に抜ける可能性があるほか、感染症を引き起こすリスクも高まります。

また、刺激物の摂取や飲酒などは血行が促進されて腫れが長引く一因になります。ダウンタイムを短くしたい場合は、施術後数日は生活習慣に気をつけて過ごしましょう。

かさぶたが剥がれた後～1ヶ月

かさぶたが落ち始めると、一時的に色素の定着が不均一になったように見えることがありますが、多くの場合、自然に馴染んでいきます。

この時期は本来の色味が徐々に落ち着いてくるため、施術後すぐの濃さに比べて少し薄く見える方もいます。

また、施術から数週間経っても気になる色ムラがある場合、追加のリタッチを検討できる時期でもあるため、クリニックで経過チェックを受けましょう。

1年後・2年後の色落ちや変化

リップアートメイクの色素は徐々に分解・排出されます。1年後・2年後には色が全体的に薄くなっていることが多いです。

この時期に、仕上がりが気になり始めたら、リタッチを行って色を入れ直すことができます。ただし、あまりにも間隔が短すぎる頻度での施術は、唇への負担が大きくなるため注意してください。

長い目で見たメンテナンス計画を立てておくと、自然な発色を保ちながら唇に負担をかけずに施術を続けられます。

後悔しないために押さえておきたいアフターケア

アフターケアが施術結果に大きな影響を与えます。正しいケアを身につけ、トラブルを回避しましょう。

リップアートメイクは施術そのものだけでなく、施術後の手入れも重要です。施術直後の皮膚はデリケートになっているため、保湿不足や過度な刺激が色ムラや炎症の原因になります。

施術者やクリニックから案内されるアフターケアの基本をしっかり守り、ダウンタイムを快適に過ごすことで、より綺麗に色素を定着させることが可能です。

施術直後の保湿・紫外線対策

リップクリームやワセリンなどでこまめに保湿を行い、唇が乾燥しないようにしましょう。乾燥が進むと痛みが増し、かさぶたが剥がれた部分から色素が抜ける原因にもなります。

また、紫外線が強い時期はリップ用の日焼け止め商品を使うなど、紫外線対策も欠かせません。紫外線は色素の変色や色落ちを早める要因の一つです。

紫外線ケアを怠ると、後々色味に大きな影響が出るケースがあるため、屋外活動が多い方は特に注意してください。

避けるべき行動（飲酒・入浴・運動など）

施術後しばらくは、飲酒や激しい運動、長時間の入浴など、血行が大きく促進される行為を控えることが推奨されます。これらを行うと腫れや痛みが引きにくくなり、トラブルが長引く恐れがあります。

また、唇への負担を避けるために辛いものや硬い食べ物など、刺激が強い食事も控えめにすると良いでしょう。

生活習慣を少し見直すだけで、リップアートメイクの仕上がりをキープしやすくなります。施術後の1週間ほどは特に注意を払いましょう。

口唇ヘルペスの予防と対処法

口唇ヘルペスの既往歴がある方は、リップアートメイクで施術した刺激によってヘルペスが再発しやすいといわれています。事前に医師に相談し、予防薬を使用するなどの対策を検討しましょう。

症状が出た場合は、できるだけ早めにクリニックへ連絡し、処方薬やケア方法を指示してもらうことが大切です。

安心して施術を受けるためにも、自分の体質を正確に把握しリスクを軽減する意識を持つことが重要です。

リップアートメイクで後悔しないためのクリニック・施術者選び

施術者選びはリップアートメイク成功の最大のカギです。豊富な実績と安心できる環境を見極めましょう。

安心してリップアートメイクを受けるためには、クリニックや施術者の選び方が極めて重要です。特に医師や看護師など、医療従事者がしっかり携わる環境であれば、衛生面や万が一のトラブルにもスムーズに対処してもらえます。

また、多くの症例実績を持つ施術者ほど、唇特有の形状や色素の定着状態を把握しているため、完成度が高くなる傾向があります。実績だけでなく、口コミやカウンセリングの印象など、総合的に判断することが大切です。

医療機関であることを確認する

アートメイクは医療行為であり、本来は医療機関で受けるべき施術です。医療免許を持つプロが関わることで、安心感や安全性が高まります。

違法サロンではマシンの消毒が不十分だったり、万が一のトラブル対応ができないケースが多々報告されています。長期間唇に色が残る施術だからこそ、リスクは最小限に抑えたいところです。

ホームページやカウンセリングでしっかりと法律や資格の取り扱いについても確認し、信頼できる医療機関を選びましょう。

実績・症例数の豊富な施術者を選ぶ

唇のアートメイクにどれだけ特化した施術者かを見極めるためには、症例写真や施術実績を調べることが重要です。症例数が多いほど経験を積んでいる可能性が高く、仕上がりの失敗リスクが低くなります。

実績豊富な施術者は色素の選び方やデザインの引き方にも熟練しているため、個人の要望や少しの修正にも柔軟に対応してもらいやすいです。

また、事前に施術前後の写真を見せてもらうことで、どのような仕上がりが得意なのかを把握することもできます。

事前カウンセリングでのポイント

カウンセリングは、理想のデザインや色味を具体的に共有する絶好の機会です。躊躇せず、疑問点や不安をすべて質問しながら、納得のいく説明を受けられるかを確認しましょう。

 

どの程度の痛みが想定されるのか、ダウンタイムはどれくらいか、アフターケアをどうするのかなど、具体的な話ができるクリニックや施術者は信頼性が高いといえます。

また、万が一トラブルが起きたときの対処方法やアフターフォローの体制についてもあらかじめ聞いておくと安心です。

自分に合うデザインとカラーの選び方

唇の形や自分のパーソナルカラーを把握しておくことで、長く満足できるデザインを実現します。

リップアートメイクは一度施術すると、少なくとも数年単位で色が残る半永久的なメイクです。そのため、流行のカラーだけに着目してしまうと、後に好みが変わったときに後悔するリスクを高めてしまいます。

カウンセリング時に、肌や唇の色合い、日頃のメイク傾向などを踏まえて施術者からアドバイスを受けることで、長く愛用できるデザインを設計できます。

すっぴんでも自然に見えるか考える

メイクをしない状態でも口元だけが浮いて見えないかは、施術前にしっかりと考慮するポイントです。薄化粧やノーメイクで過ごすことが多いライフスタイルの場合、あまりに濃い色味を選ぶと違和感が生じます。

年齢や服装、場面を選ばずに使える色味を選ぶことで、より実用的で幅の広いメリットを感じられます。

結果的に、自然な仕上がりを好む方ほど薄めのカラーやソフトなラインで施術している例が多いようです。

トレンドよりも自身の顔立ちを優先する

リップアートメイクは長期的に残るため、今の流行りだけを優先しすぎると、後々合わなくなるリスクが高いです。自分の顔立ちに調和するデザインを選ぶことで、後悔する可能性を減らせます。

例えば、唇がもともと薄い人が急激に厚めのデザインを選んでしまうと、表情や全体のバランスにギャップが生じることもあります。

流行を取り入れたい場合でも、自分の唇や顔立ちにフィットする範囲で取り入れるなど、施術者と相談しながらほど良い落としどころを見つけましょう。

万が一失敗したときの修正・除去方法

万が一仕上がりに不満がある場合でも、修正や除去で対応できる可能性があります。焦らず対処を検討しましょう。

リップアートメイクの失敗はデザインや色の問題だけでなく、体質や術後のケア不徹底によっても起こり得ます。後になってから修正が必要になった場合は、できるだけ早めに方法を検討することが大事です。

症状や仕上がりの状態によっては、リタッチですぐに解決できるケースもあれば、より専門的な治療が必要な場合もあります。

リタッチ施術で修正する

唇の色がやや薄い、ラインが少しずれているといった軽度の不満であれば、リタッチによる修正が可能です。通常のアートメイクと同様に追加で色素を入れ直し、形を調整します。

リタッチにより理想の仕上がりに近づけられるため、本施術で小さな不具合があった場合に最初に検討される方法です。

ただし、リタッチの繰り返しには唇への負担や追加費用がかかるため、複数回にわたる施術は慎重にスケジュールを立てる必要があります。

レーザーや外科的処置で除去する

色が思いのほか濃すぎる、形の修正がリタッチでは対応できないほど極端なケースでは、レーザーや外科的処置による除去を検討することがあります。

レーザー治療は色素に反応して色を薄くする方法ですが、完璧に消せるわけではなく、痛みやダウンタイムが生じる場合があります。

外科的な切除を行うケースは非常にまれですが、リスクが高いため医療機関で十分なカウンセリングを受けてから決断する必要があります。

費用や痛みに関する注意点

修正や除去は本施術に比べて高額になることが多く、治療期間も長くなる傾向があります。特にレーザーは複数回の施術が必要となるケースが一般的です。

施術時には再び麻酔を使うこともあり、痛みに対する負担も大きくなりがちです。美しく仕上げるための努力として、心身ともに準備が必要です。

最初から適切な施術者を選び、十分なカウンセリングを受けることで痛みと費用を最小限に抑えられる可能性が高まります。

リップアートメイクに関するQ&A

リップアートメイクを検討する際によくある疑問をまとめました。

リップアートメイクに関心はあっても、その伴う疑問や不安を抱える人は多いでしょう。ここでは代表的な疑問点を簡潔に解説します。具体的な情報は必ず施術前にクリニックで確認しましょう。

疑問を解消しておくことは、施術を受ける際の心の負担を減らすだけでなく、実際の仕上がりやアフターケアの質にも影響を及ぼします。

施術は誰でも受けられるの？

基本的には成人であれば施術を希望できますが、健康状態や既往症によっては医師の判断が必要です。口唇ヘルペスが頻繁に出る方や妊娠の可能性がある方などは、施術を控える場合があります。

また、極端なアレルギー体質の方、血液疾患や皮膚疾患を持っている方は、施術を受ける前に必ず医師や専門医へ相談しましょう。

安全に施術を受けるためには、事前の診察や問診でリスクを把握し、適切に判断することが重要です。

施術中の痛みはどの程度？

唇は痛みを敏感に感じやすい部位です。そのため、麻酔クリームや局所麻酔を使用して痛みを和らげる施術が一般的に行われています。

痛みの感じ方は個人差がありますが、「歯科での麻酔後のような鈍い痛み」「チクチクとした感覚」と表現されることが多いです。

不安がある場合は、カウンセリング時に麻酔や痛み止めの方法などをしっかり相談し、納得したうえで施術を受けると安心です。

MRI検査は受けられる？

以前は一部のアートメイク用色素に含まれる金属粒子がMRIに反応するといわれていましたが、現在使用されている色素のほとんどはMRI検査に支障が出ないタイプが多いです。

ただし、クリニックごとに使用する色素は異なるため、事前に成分を確認し、必要であれば検査機関に相談することをおすすめします。

施術する側もMRI検査の有無を考慮し、適切なカラーや成分を選んでくれるケースが多いので、遠慮なく質問してください。

どのくらいの頻度でメンテナンスが必要？

リップアートメイクの色素は半年から数年かけて徐々に薄くなります。色味が気になり始めたらリタッチを行い、仕上がりを維持するのが一般的です。

多くの人は1～2年ごとにリタッチを検討しますが、日常生活の習慣や色抜けの進行具合によって異なるため、担当の施術者と相談しながら決めるとよいでしょう。

頻度が多すぎると唇への負担が増し、費用もかさむため、適切なタイミングを見極めることがポイントです。

まとめ：リップアートメイクで後悔しないためのポイント

リップアートメイクを成功させるには、施術者選びや事前カウンセリング、アフターケアの徹底が欠かせません。正しい知識を身につけた上で判断すれば、満足度の高いリップアートメイクを実現できます。

リップアートメイクで後悔しないためには、まず医療機関で資格を持つ施術者を選ぶことが重要です。実績や症例、口コミを徹底的にリサーチし、不安な点や疑問点をカウンセリングで解消してから施術に臨みましょう。

さらに、唇のデザインやカラーは自分の顔立ちやパーソナルカラーを視野に入れて選ぶことが、長く愛用できるリップアートメイクへの近道です。施術当日やダウンタイムにはしっかりとしたアフターケアを行い、色素の定着を徐々に確認することで、より理想的な仕上がりを実現しやすくなります。

万一仕上がりに不満が出た場合でも、リタッチや修正、除去の手段が用意されています。焦らず施術者と相談し、自分の希望や状況に応じた最適な対応を見つけるようにしましょう。

メディカルエピレーションクリニック心斎橋では、経験豊富な専属のアートメイク看護師が担当させていただきますので安心して受けていただけます。

当クリニックのアートメイク看護師は、臨床経験歴の長い医療スペシャリストです。その医療知識の上に、アイブロウデザイン・眉アートメイク・リップアートメイク技術を重ね、相当数のモデル施術をし、厳格な技術規定に合格しています。更には海外での技術研修を経て、最終合格した看護師のみが施術を行っています。豊富な実績がありますので、症例写真を御覧ください。

アートメイクの症例写真
https://www.medical-epilation.clinic/case/

また、メディカルエピレーションクリニックでは、日本皮膚科学会認定の専門医が在籍していますので、医師とアートメイク看護師にて、万全のサポート体制をご提供しています。医師の診察を受けたうえで安心して施術をスタートしていただけます。

ご不明な点やご不安を、まずはカウンセリングにてご相談ください。