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医療脱毛ではレーザーで毛根の細胞を照射するため、毛が生えにくい状態にすることが可能です。
しかし、脱毛は1回で完了することが難しく、毛周期に合わせて何度もレーザーを照射しなくてはなりません。
ここでは「毛周期」とは何かを説明し、毛周期にあわせた照射のタイミングや脱毛時の注意点について分かりやすく解説します。
毛周期を理解することで、より効果的に脱毛を進めることができるでしょう。
毛周期とは
毛周期とは毛が生え変わるサイクルのことです。成長期・退行期・休止期という時期を繰り返して生え変わります。期間は身体の部位により異なります。
このサイクルが起こるのは毛の根っこにある細胞の影響です。毛穴のなかにある、毛包と呼ばれる部分に毛の根っこの部分の毛球部があります。
毛球部には毛乳頭が存在し、周りに毛母細胞という毛の成長を促す細胞があります。
成長期・退行期・休止期、それぞれどのような働きをしているのか解説していきましょう。
成長期
成長期は、毛が成長する時期です。毛母細胞が活発に細胞分裂をすることで毛が伸びます。
バルジ領域という幹細胞より刺激を受けた毛乳頭が、毛細血管から栄養を受け取り毛母細胞へ送ります。
それにより毛母細胞は細胞分裂を繰り返し、毛が成長するのです。
成長前期は皮膚のなかで成長していき、成長後期になると皮膚の表面まで伸びてきます。
毛母細胞は、ある程度細胞分裂を繰り返すと活動を終えます。この時期にレーザーを照射することで、毛乳頭まで破壊できるでしょう。
退行期
退行期は毛の成長が止まる時期です。毛母細胞の活動が終わり、毛球部より下の構造が縮むため成長が止まります。
毛は毛乳頭との結びつきが弱まります。毛自体も弱くなり、メラニンも少ないです。そのため、退行期の毛にレーザーを当てても反応しにくくなります。
休止期
休止期は毛が抜け落ちた後、次の毛を作るのに備えて休む時期です。休止期に毛根はバルジ領域がある部位まで上昇します。
続いて毛包の下より新しい毛が生え始め成長期へ入ります。
身体の部位によりますが、休止期間は約2〜3ヶ月です。
退行期と同じく、メラニンが少ないため、脱毛の施術を受けても効果は出にくいでしょう。
脱毛と毛周期の関係性
脱毛のタイミングは毛周期と大いに関係します。
効果的に脱毛を行なっていくには、毛周期に合わせた施術が必要です。ここでは効果的な毛周期のタイミングや脱毛のペースについて解説していきます。
脱毛に効果があるのは成長期の毛
脱毛に効果があるのは成長期の毛です。成長期の毛はメラニンを多く含んでいます。
脱毛のレーザーは、メラニンに反応し熱が出ます。
毛は毛乳頭と結びついているため効果的に破壊することができるでしょう。
退行期と休止期はメラニンが薄く、レーザーを当てても反応しにくいです。また、毛が毛乳頭とも離れかけているため効果的に破壊しにくくなります。
脱毛のペースは毛周期に合わせることが大切
脱毛は毛周期に合わせて行うと、効果的です。部位により異なりますが、大体は約2ヶ月おきがよいといわれています。
成長期に合わせて施術していくことで、効率的に毛乳頭を破壊できます。しかし、すべて同じタイミングで成長期となる訳ではありません。
脱毛を完了させるためには通院の間隔を守り、成長期の毛をなるべく逃さないように施術していくことが大切です。
メディカルエピレーションクリニックでは、毛周期や体毛の状態を踏まえたうえで、適切な施術スケジュールと必要な回数を丁寧にご提案しています。
また、日本皮膚科学会 皮膚科専門医が在籍しており、医学的な知見と豊富な経験をもとに、一人ひとりの毛質・肌質に合わせた的確なアドバイスを受けられる点が大きな強みです。
脱毛が初めての方や、何回くらい通えばよいのか不安な方も無料カウンセリングを実施していますので、まずは一度お気軽にご相談ください。
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部位ごとの毛周期
毛周期は部位ごとに変わってきます。身体の毛には抜けやすい毛と抜けにくい毛が存在します。抜けやすい毛の種類は無性毛です。
これは顔周りや頭髪、手足などに生える毛です。生まれつき生えていた毛が該当します。抜けにくい毛と比較して毛周期は短いです。
抜けにくい毛は性毛といい、思春期などにホルモンの影響で生えてくる毛を指します。身体の部位でいうとワキ・VIO・ヒゲ・胸毛などになります。毛周期は長いです。
では、それぞれの部位でどれくらいの毛周期があるのでしょうか。各部位の毛周期とおすすめの施術間隔や回数を解説していきます。
顔
顔の毛は眉毛やまつ毛・鼻毛などが該当し、無性毛となるため抜けやすい毛になります。毛周期や施術回数・間隔は以下のとおりです。
- 毛周期は6ヶ月〜1年ほど
- 施術間隔は約1〜2ヶ月がおすすめ
- 8〜10回くらいの施術が必要
また、顔では粘膜・唇・ホクロのある箇所は照射できません。
腕や足
腕や足の毛も無性毛になります。毛周期や施術回数・間隔は以下のとおりです。
- 毛周期は6ヶ月〜1年ほど
- 施術間隔は約2〜3ヶ月がおすすめ
- 5〜7回くらいの施術が必要
もともと生えている毛ですが、思春期を過ぎてくると気になる方も少なくないでしょう。
腕や足は毛も抜けやすく、ほかの部位と比べて少ない回数で完了できます。また施術時は仰向けで寝たまま受けることが可能です。
脇
脇の毛は性毛に該当し、抜けにくい毛となります。毛周期や施術回数、間隔は以下のとおりです。
- 毛周期は1年〜1年半ほど
- 施術間隔は2〜3ヶ月がおすすめ
- 5〜10回くらいの施術が必要
脇は太くて濃い毛が生えやすいため、すべて完了するまでは多めの施術回数になると考えられます。
施術回数を重ねると毛が薄くなってくるため、施術間隔は伸びてきます。
ただ、毛が濃い分、脱毛の効果は実感しやすい部位でしょう。施術時は脇が出るように手を挙げた姿勢をとらなければいけません。
腹部や背部
腹部や背部の毛も性毛になります。毛周期や施術回数。間隔は以下のとおりです。
- 毛周期は1年〜1年半ほど
- 施術間隔は2ヶ月がおすすめ
- 施術回数は5回ほど
成長期の毛は全体の10〜20%ほどしか存在してないといいます。
施術時は無駄打ちのないように2ヶ月の間隔を守っていくことが大切になるでしょう。背部を施術する際はうつ伏せになります。
VIO
VIOも思春期のホルモンの影響で生えてくる毛で、性毛になります。
- 毛周期は1年〜2年ほど
- 施術間隔は2〜3ヶ月がおすすめ
- 施術回数は10回かそれ以上必要
VIOの毛は、脇と同様に太く、濃い毛が生えやすいため完了までは多めの施術回数が必要となるでしょう。
毛が薄くなってくれば施術間隔は伸びてきます。
施術時はレーザーを当てやすいように足を広げる姿勢を取るようになります。施行時に看護師より説明いたします。
毛周期が乱れる原因や脱毛前後に気をつけること
毛周期が乱れる原因として、ストレスによるホルモンバランスの崩れが考えられます。
生活習慣の乱れなどもストレスとなるため、規則正しい生活を心がけましょう。
ほかにも脱毛を受けるにあたって気をつけることは以下のとおりです。
- 予防接種
- 運動
- 入浴
- 飲酒
予防接種前後2週間に脱毛の施術を受けるのは控えた方がよいです。
肌が敏感になっている可能性があり、腫れや赤みを引き起こしやすいことがあります。
また、血行が促進される行為も控えることが望ましいでしょう。血行が促進することで、赤みや痒みの原因につながります。
脱毛を行った日は激しい運動や入浴は控え、軽くシャワーを浴びる程度にしましょう。飲酒も血行が促進するので控えることをおすすめします。
ほかにも脱毛の施術効果を発揮するために、以下の点に注意が必要です。
毛を抜かない
毛抜きなどを使って、毛を抜くと毛乳頭ごと抜くことになります。
毛乳頭を破壊できなければ、また次の成長期に毛が生えてきてしまいます。
脱毛の施術効果を得るためには成長期の毛に照射し、毛乳頭を破壊しなけりません。
逆に、毛が生えたままでも脱毛の施術効果は得られにくいです。
毛が長いと、レーザーが毛乳頭まで届きにくくなります。そのため施術を受ける前は、ご自身で伸びた毛を剃らなくてはいけません。
剃る方法はシェーバーを使うことがおすすめです。カミソリを使うと肌を傷つける可能性があります。
日焼けをしない
日焼けをした肌へ施術をすると赤みがでたり、水脹れになったりする可能性があります。
日焼けは肌へメラニンが蓄積してしまいます。レーザーは、メラニンに反応するため肌トラブルを起こすリスクが高くなるでしょう。
脱毛を行なっている間は、日頃からの対策が大切です。
紫外線を直接当てない服装にする、日焼け止めを塗るなどしていきましょう。もし、日焼けをした場合は、日焼けが治るまで時間を開けないといけません。
ただ、レーザーを照射する機械によっては日焼けした肌でも使用ができます。
メディカルエピレーションクリニックでは、ジェントルレーズプロや、日焼けした肌でも照射が可能なジェントルマックスプロプラスを使用しています。
「日焼けの予定があるけど、脱毛も進めておきたい」そんな方は、まずは無料カウンセリングでお気軽にご相談ください。専門スタッフがあなたの肌状態に合わせたベストな対応をご案内いたします。
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保湿を行う
肌は乾燥をしていると、傷つきやすくなります。
また、脱毛の施術を受けることで、肌は乾燥しやすく敏感になりやすいです。
施術後はしっかりと保湿ケアをすることが、おすすめです。
施術後だけでなく、保湿は日々の積み重ねが必要になります。痛みや肌トラブルを減らすためにも、日頃から保湿を行いましょう。
毛周期に合わせて効果的な脱毛を行おう
脱毛は、毛周期の中でも「成長期」に行うことで、より高い効果が期待できるといわれています。
しかし、成長期の毛は見た目では判別が難しく、その毛だけにピンポイントでレーザーを照射することは現実的には困難です。
そのため、皮膚科や美容医療に詳しい医師が在籍し、毛周期を理解したうえで的確な照射を行えるクリニック選びがとても重要です。
メディカルエピレーションクリニックでは日本皮膚科学会 皮膚科専門医が在籍しているため、ご不明点についても気兼ねなく質問できます。
予約方法も電話やLINE、Web予約から柔軟に選ぶことが可能です。また、都度払いにも対応しているため、「まずは試してみたい」という方にもおすすめです。
「気になってはいるけれど、脱毛するか迷っている……」という方も、まずは無料カウンセリングを受けてみませんか?不安や疑問をしっかり解消できるので、ぜひお気軽にご相談にお越しください。
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1975年金沢大学医学部卒業後、放射線科、外科、小児外科を経て、1989年に小児外科医長。2000年主任部長就任後、米国留学や大学教授など歴任。2021年にクリニック開業。
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