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目次
リップアートメイクは唇の色味を補正し、形を美しく見せるために行う医療行為です。ここでは、施術の詳細やメリット・デメリット、クリニック選びのポイントなど、リップアートメイクにまつわる基礎知識を解説します。施術後の経過や注意点を理解することで、理想の仕上がりを目指すことができます。
リップアートメイクとは?タトゥー・ティントとの違い
リップアートメイクは近年注目を集める美容医療の一つです。タトゥーやティントとの違いを正しく理解しておきましょう。
リップアートメイクは、唇に色素を導入して輪郭と色合いを変化させる施術で、近年話題となっています。タトゥーやティントと混同されやすいですが、施術の目的や方法に違いがあるため、しっかり区別して理解することが大切です。アートメイクの色素は皮膚の浅い層に注入されるため、数年経過とともに薄くなるのが特徴です。リップメイクをこまめに直す手間を省けるため、忙しい方や唇のくすみが気になる方からも人気を集めています。
リップアートメイクの定義と効果
リップアートメイクとは、唇の表皮に医療用の色素を導入し、長期間血色感や形を美しく保つ医療行為です。唇のくすみや輪郭のぼやけを補正し、すっぴんでも明るく健康的に見せる効果が期待できます。唇の色を変えるだけでなく、バランスを整えることで口元全体の印象をワンランクアップさせる点もメリットの一つです。立体感を出したり、左右差を補正したりすることも可能で、自分の理想の唇に近づけやすい施術として注目を集めています。
タトゥー(刺青)との違い:色素の注入深度
リップアートメイクとタトゥーの大きな違いは、色素を入れる深さにあります。タトゥーはさらに深い層へ色素を入れるため、基本的に消すことが難しく、半永久的な色残りが特徴です。一方、リップアートメイクは皮膚の浅い部分に色素を注入する技術なので、数年かけて徐々に色が薄くなっていきます。将来的に色味やデザインを変えやすいため、気軽にチャレンジしやすいのも魅力といえるでしょう。
ティントリップとの違い:手軽さと持続期間
メイク用品として市販されているティントリップは、一時的に唇に色を乗せるもので、数時間から1日程度色持ちを維持することができます。リップアートメイクは数年単位で色持ちを持続させる点で、手軽さよりも長期的なメリットを重視する施術方法です。ただし、ティントリップは気軽に色を変えられますが、アートメイクは簡単に色変更できないため、慎重な色選びや施術者との十分な打ち合わせが必要です。
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リップアートメイクのメリット・人気の理由
美容に敏感な層を中心に人気が高まっているリップアートメイクの魅力を押さえておきましょう。
リップアートメイクは、毎日のメイクの手間を軽減するだけでなく、唇の色味を自由にデザインできる点が好評です。加齢や生活習慣による唇のトラブルを補正して、朝起きた時から血色の良い唇を保てるのは大きな魅力といえます。さらに、一度の施術で長期的に色味を維持できるため、こまめなリップアイテムの買い替えを減らすことも可能です。ケアや紫外線対策によって、思った以上の持続効果が期待できるため、多忙な方からも選ばれています。
すっぴんでも血色が良く見える
リップアートメイクの最大のメリットは、メイクをしなくても唇の血色が良く見えることです。肌が弱い方や、日頃リップメイクのノリに悩んでいる方にとっては、とくに重宝されます。すっぴんでも顔色が明るく見えることで、ちょっとした外出やリモート会議でも手間をかけずに印象をアップできるのが嬉しいポイントでしょう。
メイク時間の短縮で朝が楽に
毎朝リップカラーを選んだり、ラインを引いたりする工程が不要になると、メイク時間の大幅な短縮につながります。忙しい日々を過ごす方にとっては、数分でも時間を有効に活用できる恩恵は大きいでしょう。リップアートメイクなら、唇の形をあらかじめ整えているため、他のポイントメイクに集中することができます。
唇の形の補正・ボリュームアップ効果
単に色を乗せるだけでなく、輪郭をはっきりさせることで唇を上向きに見せたり、薄い唇のボリュームをアップさせたりすることも可能です。施術時には好みの形をスタッフと相談しながら決められるため、自分の理想的な唇に近づきやすいのが特徴です。また、唇の左右差を抑えたり、口角が下がり気味な場合にリフトアップ効果が期待できる場合もあります。
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リップアートメイクのデメリット・注意点
魅力的な施術である一方、理解しておきたいリスクや注意点も存在します。
リップアートメイクは医療行為であるため、デザインの変更の難しさや口唇ヘルペスの発症リスクなど、注意すべき点も少なくありません。事前にデザインや色味を十分シミュレーションすることが重要で、クリニック選びや施術者の技術力が大きく影響することも覚えておきましょう。施術時の痛みは麻酔によって軽減できますが、個人差があるので心配な方はカウンセリング時に相談すると良いでしょう。
デザイン変更の難しさと色修正のリスク
リップアートメイク企業で使われる色素は、完全に消えるわけではありません。そのため、施術後に色や形を大きく変えたいと思っても、容易ではないケースが多いです。修正するにはレーザー治療や再度のアートメイクが必要となり、時間やコストがかかることがあります。初回のカウンセリングで仕上がりイメージをしっかり共有し、後悔のないデザインを追求することが最善です。
施術時の痛み・ダウンタイムと口唇ヘルペスの発症リスク
唇は皮膚が薄く、感覚も敏感なので、施術時に多少の痛みや不快感が伴う場合があります。ただし、医療機関では麻酔クリームやブロック麻酔などが一般的に用いられ、痛みを軽減できます。また、口唇ヘルペスウイルスを保有している方は、施術による刺激がきっかけで発症するリスクがあります。あらかじめ医師に相談し、予防策をとることでリスクを最小限に留めることが大切です。
濃い色味やオーバーラインで後悔しないための事前確認
唇の輪郭を大幅に広げたり、極端に濃い色を選んだりすると、仕上がりに違和感が出る可能性があります。実際の生活シーンや普段のメイクバランスを考慮せずに選択すると、後悔するケースもあるので注意が必要です。施術者と事前に入念な打ち合わせを行って、自然に美しく見えるデザインを目指すことが重要です。
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1年後・2年後にどうなる?リップアートメイクの持続期間
リップアートメイクは永久ではなく、一定の期間で薄くなっていきます。どのように変化していくのか見ていきましょう。
リップアートメイクの色素は、皮膚のターンオーバーとともに徐々に退色していきます。施術直後は濃い色味に仕上がることが多いですが、1週間ほどかけて落ち着き、その後数か月から1年間で色味が安定するといわれています。最初は鮮やかに発色していても、個人の体質や生活習慣、紫外線などの影響によって退色の速度は変わってきます。
色素の定着具合と薄くなるペース
色の抜け方は人によって差があり、唇の代謝やケアの状況によっても変動します。最初の数か月で色が一気に落ち着き、その後は徐々に薄くなっていくのが一般的です。まったく消えてしまうわけではなく、薄いピンクやベージュ系のニュアンスとして残るケースが多いです。
定着しない・色落ちを防ぐためのポイント
施術後は、唇を過度にこすったり強い刺激を与えたりしないよう心掛けることが重要です。施術直後のダウンタイム中はとくに、乾燥を防ぐためにリップクリームをこまめに塗り、紫外線も可能な限り避けましょう。これらのケアを怠ると、色素定着が悪くなるだけでなく、施術箇所のトラブルが起きやすくなるため注意が必要です。
1年後・2年後にリタッチが必要になるケース
一般的には1〜2年を目安に色が徐々に薄くなるため、そのタイミングでリタッチを検討する方が多いです。リタッチでは、前回の施術の上からあらためて色素を注入して仕上がりを補正します。カラーを変えたい場合も再施術の機会に相談すると、より理想に近づきやすいでしょう。
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リップアートメイクの種類:フルリップ/リップライン/シャドーリップ
唇全体に色を入れる方法から自然なグラデーションを演出する方法まで、施術にはさまざまな種類があります。
リップアートメイクにはフルリップ、リップライン、シャドーリップなど、多様な手法があります。フルリップは全体に色を入れるため、よりしっかりとした発色が得られる一方、グラデーションや自然な柔らかさを重視する場合はシャドーリップが好まれます。リップラインがしっかり入っていると、唇の輪郭がはっきりし、全体的に引き締まった印象を与えることも可能です。
フルリップ:唇全体に色づけする方法
フルリップは唇全体に均一に色素を注入し、輪郭から中央部分まで同じトーンで仕上げる施術です。深みのある色味を好きな方や、リップメイクの存在感を重視する方に適しているでしょう。手軽にリップを塗ったような効果が得られるため、すっぴんでもしっかりと華やかさを演出できます。
リップライン:輪郭をはっきりさせるメリット
リップラインは唇の輪郭部分だけに色素を入れるデザインで、薄い唇をふっくら見せたり、形をきれいに整えたりする効果があります。境目を強調することで顔全体の印象を引き締めることができるため、大人っぽい雰囲気を好む方にも人気です。あえて内側を塗らずにリップカラーを塗り分けるメイク術にも応用しやすい点が魅力といえます。
シャドーリップ:自然なグラデーションを生み出す技術
唇の中央部分を濃い色にし、外側に向かって薄くなるグラデーションを施すのがシャドーリップです。自然な陰影をつくることで唇に立体感が出て、柔らかい印象を与えることができます。ナチュラルメイクを好む方や、フルリップのベタ塗り感を避けたい方に選ばれている方法です。
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リップアートメイクの施術の流れとアフターケア
実際にどのように施術が進むのか、その流れを把握しておくことで安心して受けられます。
リップアートメイクの施術は、カウンセリングから始まり、デザイン決定、麻酔、そして色素注入と続きます。施術時間は初回のカウンセリングを含めると2~3時間ほどかかることが多いです。施術後数日は腫れやかさぶたが生じる場合があるため、その間は保湿ケアを徹底し、口元への刺激を最小限に抑えることが求められます。アフターケアの内容を守ることで、色の定着をよくし、きれいな仕上がりを長く維持することが可能です。
カウンセリング・色の選定
施術者とのカウンセリングでは、希望の色味や仕上がりイメージを詳細に伝えることが重要です。普段のメイクのスタイルや好みを具体的に伝えると、適切なカラー提案を受けやすくなります。また、唇のベースカラーや肌の色から判断して、より自然に見える色を提案してもらうこともあります。
麻酔の方法と痛みを軽減する工夫
唇は敏感な部位であるため、麻酔クリームを塗布したり、局所麻酔の注射を用いたりして痛みを和らげるのが一般的です。痛みに対して不安がある場合は、事前に施術者に相談すると、より適切な麻酔方法を選択してもらえます。施術中は小休憩をはさみつつ進められることが多いので、痛みに弱い方でも安心して受けられるでしょう。
実際の施術手順:デザイン〜色素注入
カウンセリングで決めたデザインを下書きし、鏡を見ながら最終確認を行います。その後、専用の器具を使って唇の表面に色素を少しずつ注入していきます。施術者の技術力や道具の種類によって仕上がりが変わるため、信頼できるクリニックで受けることが大切です。
施術後のダウンタイム・経過観察のポイント
施術直後は腫れや赤みが出ることがありますが、多くの場合は数日で落ち着きます。かさぶたができても無理にはがさず、自然に剥がれるのを待つことが望ましいです。施術から1週間程度は飲食時も注意し、辛いものや熱いもの、刺激の強い成分を避けるとトラブルを回避しやすくなります。
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リップアートメイククリニックの選び方
クリニックによって施術の質やアフターケアは異なります。安心して施術を受けるためにもポイントを押さえましょう。
リップアートメイクは医療行為であるため、クリニック選びがとても重要です。医療資格者が在籍し、症例写真や口コミから技術力をチェックすることがまず第一となります。また、料金プランや通いやすい立地であるかといった要素も見過ごせません。万一のトラブルに対応してもらえるアフターケア体制の確認も必須です。
医療資格者(医師・看護師)の在籍確認

Doctor who treats
日本の法律では、アートメイクは医療行為と定義されているため、医師または看護師が施術を行わなければなりません。無資格の施術者による施術はトラブルの元となりやすいため、クリニックを選ぶ際は必ず医療資格者の在籍を確認しましょう。資格や実績をあらかじめ公開しているクリニックだと、信頼感が高いといえます。
症例写真や口コミチェックの重要性
過去の症例写真を確認することで、そのクリニックや施術者が得意とするデザインの傾向を把握できます。口コミも合わせてチェックし、施術後の仕上がりや対応の良し悪しを総合的に判断すると良いでしょう。ただし、口コミは個人差もあるため、複数の情報源を参考にし、客観的に比較検討することが大切です。
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料金プランと追加施術(リタッチ)費用を把握する
はじめての施術料金のほかに、リタッチの料金が別途かかるクリニックも多いです。追加施術が必要な場合の費用や回数の目安などを事前に確認し、総合的なコストを把握するようにしましょう。定期的なリタッチを前提としたお得なプランを用意しているクリニックもあるため、比較検討する価値があります。
通いやすい立地・アフターケア体制の確認
施術後はダウンタイム中やトラブルが起きた際にすぐ対応してもらうためにも、通いやすいクリニックを選ぶと安心です。アフターケアの内容や施術後の診察回数などもクリニックによって異なるため、カウンセリング時にしっかりと確認しましょう。自分が納得できるサポート体制を用意しているところを選ぶのが理想です。
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メディカルエピレーションクリニック
さまざまなクリニックがある中、メディカルエピレーションクリニックに注目。どのような施術や評判があるのでしょうか。
メディカルエピレーションクリニックは、美容医療分野で豊富な実績をもつクリニックの一つとして知られています。施術ごとに医師や看護師による丁寧なカウンセリングが行われ、納得した上でアートメイクを受けられる体制が整っています。利用者からは施術時の痛みの少なさや、術後のフォローアップの的確さを評価する声が多く聞かれます。
メディカルエピレーションクリニックのリップアートメイク治療
メディカルエピレーションクリニックでは、肌質や唇の色に合わせたカラー選びを行い、より自然な仕上がりを追求しています。たとえば、唇のくすみが気になる方には少し明るめの色を提案するなど、一人ひとりの悩みに寄り添った施術が特徴です。施術時間中も随時、術者が痛みや仕上がりを確認しながら進めるため、初めての方でも安心感があります。
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メディカルエピレーションクリニックのアートメイクの評判
利用者からの評判としては、ダウンタイムが比較的短い、色持ちが良いといった声が多く上がっています。アフターカウンセリングで術後の経過をしっかり確認してくれる点や、トラブルがあった場合の対応が早い点も好評です。また、施術スタッフの技術レベルが高いため、唇の形や色味の微調整も丁寧に行ってもらえるのが支持される理由の一つです。
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リップアートメイクに関するQ&A
施術を検討している方から寄せられる、よくある疑問や不安に答えます。
リップアートメイクを初めて受けるときは、施術後の生活への影響や色選び、痛みなど、さまざまな疑問が生じることがあります。ここでは、代表的な質問とその回答をチェックしておきましょう。
Q1. 施術後どれくらいで食事やメイクが可能?
基本的には当日のうちに食事が可能ですが、直後はあまり熱いものや刺激の強いものを避けるのが望ましいです。メイクに関しては、施術箇所を避けながらなら行えますが、数日は腫れやかさぶたなどのダウンタイムに配慮して、控えめにする人が多いです。
Q2. 色選びで失敗しないために気をつけるポイントは?
普段のリップメイクの色味や雰囲気を基準にして、施術者と相談しながら最終決定するのがおすすめです。唇自体の色調や肌のトーンにも大きく左右されるため、実際に複数のカラーサンプルを当ててみながら吟味するのが安心です。
Q3. 口唇ヘルペスの予防や対策はどうする?
ヘルペスの既往歴がある方は、施術前に必ず医師に伝えましょう。場合によっては予防薬の採用を勧められることもあります。施術後に症状が出た場合は、早めに受診して適切な治療を受けることが重要です。
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まとめ:リップアートメイクで理想の唇を手に入れるために
リップアートメイクの基礎知識から施術の流れ、注意点まで理解した上で、自分に合ったクリニックを選び、理想の唇を目指しましょう。
リップアートメイクは、唇の色味や形を持続的に美しく保つことができる魅力的な施術です。一方で、施術後のデザイン変更が難しいことや、棘唇ヘルペスなどのリスクがあるため、事前の情報収集と慎重なクリニック選びが不可欠といえます。施術者の技術やアフターケアが行き届いた医療機関で施術を受けることで、より満足度の高い仕上がりを得やすくなるでしょう。施術後のケアをきちんと行えば、長期的に美しい唇を保つことが可能で、日常のメイク時間も大幅に短縮できます。
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1975年金沢大学医学部卒業後、放射線科、外科、小児外科を経て、1989年に小児外科医長。2000年主任部長就任後、米国留学や大学教授など歴任。2021年にクリニック開業。
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メディクリは、通っていただいているお客様にこそ、信頼されるクリニックにこだわります。既存のお客様に支えられています。
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(左)PicoWay(中央)GentleMax Pro Plus
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