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ニキビ跡の改善を目指す際、様々な美容医療が選択肢として考えられます。中でも注目されているのが、ピコトーニングによるレーザー治療です。本記事では、ニキビ跡に対するピコトーニングの効果や特徴、他の治療法との違いなどを解説します。
近年の美容医療技術は進歩が著しく、肌の状態やニキビ跡のタイプに合わせた幅広い施術を選ぶことが可能です。ピコトーニングは、その中でも比較的肌への負担が軽く、ダウンタイムも短いとされています。
しかし治療効果には個人差があり、ニキビ跡が赤みなのか色素沈着なのか、あるいはクレータータイプかによって最適な施術も異なってくるでしょう。大切なのは自分の肌の状態に合った治療を選ぶことであり、その一助として本記事をお役立てください。
ピコトーニングとは?他のピコレーザー治療との違い
まずはピコトーニングの基本とピコレーザー治療全体との違いを理解しましょう。
ピコレーザーは1兆分の1秒の単位で超短パルスを照射し、メラニンや色素沈着に対してアプローチする美容医療技術です。従来のナノ秒レーザーに比べ、周辺組織への熱ダメージが少ないとされ、肌トラブルのリスクが減少するといわれています。ニキビ跡やシミなど、幅広い肌悩みに対応できる点が魅力です。
ピコトーニングはその中でも弱めの出力を広範囲に照射する手法で、繰り返し施術を受けることで徐々に肌質全体を改善することを目指します。特に赤みや色素沈着が薄いものの、肌表面にまだムラが残っているケースに適していると言われます。負荷が軽減されるため、他の治療法と比較してダウンタイムが短い傾向があります。
一方、ピコレーザー治療の中でもスポット照射やフラクショナル照射は、特定の悩みに対してより深くアプローチすることを目的としています。同じピコレーザーでも目的やモードが異なるため、施術後の実感やダウンタイムも変わってきます。カウンセリングや肌診断を通じて、自分に合った治療方法を見極めることが重要です。
ピコシミ取り(ピコスポット)+ピコトーニング※個数制限なし: 11,800円
ピコレーザーによる顔シミ取り(ピコスポット) : 10,800円
ピコトーニング : 10,800円
ピコフラクショナル : 10,800円
ピコレーザーの基本メカニズムと特徴
ピコレーザーは非常に短いパルス幅により、ターゲットとするメラニンや色素を効率よく砕いて体外へ排出させる点が特徴です。また、皮膚の真皮層を軽度に刺激することで、線維芽細胞の活性化やコラーゲン生成をうながす効果も期待できます。赤みの場合は炎症の軽減、色素沈着には過剰なメラニンの除去、クレータータイプには肌の再構築をサポートするなど、多角的なアプローチが可能とされています。
ピコスポット・ピコフラクショナルとの比較
ピコスポットは、ピンポイントで高エネルギーを照射し、特定のシミや色素を集中して除去する方法です。一方、ピコフラクショナルは小さな点状に照射して肌に微細な傷をつけ、新しいコラーゲン生成を促すことでクレーター状のニキビ跡をケアします。広範囲かつ均一に照射できるピコトーニングとは照射の目的や深さが異なるため、ニキビ跡の状態に応じてこれらを使い分けることが大切です。
ピコスポット(しみ取り照射)
ピコスポットの施術時間は、1箇所につき10分程度です。即効性が高く、1回の施術でシミを除去することもできます。少ない回数で、集中的にシミを治療したい方に向いています。ピコ秒で照射するため皮膚への刺激やダメージが少なく、狙った部分のメラニン色素を的確に破壊します。
ピコフラクショナル(毛穴の開き・ニキビ跡・小じわ・しみ)
レーザーを点状(フラクショナル)に照射することで真皮のコラーゲン産生を促進し、毛穴の開き、小しわ、ニキビ跡などの肌の凸凹を改善します。ダウンタイムが短い点も特徴です。肌質を改善させる治療です。肌の質感を改善したい方に向いています。
ピコシミ取り(ピコスポット)+ピコトーニング※個数制限なし: 11,800円
ピコレーザーによる顔シミ取り(ピコスポット) : 10,800円
ピコトーニング : 10,800円
ピコフラクショナル : 10,800円
ニキビ跡のタイプを知ろう
ニキビ跡は大きく分けて赤み・色素沈着・クレーターに分類されます。それぞれの特徴を理解し、適切な治療アプローチを検討しましょう。
ニキビ跡は一律ではなく、炎症の度合いや肌質によって見え方や残り方が変化します。赤みであれば数ヶ月から1年程度で自然に薄れる場合もありますが、色素沈着やクレーター状になると自己治癒が難しく、医療的なアプローチが必要となることが多いです。まずは、自分のニキビ跡がどのタイプかを知ることが、より効果的な治療を選ぶ第一歩です。
また、同じ顔の中でも赤みが強い部分とクレーターが目立つ部分が混在しているケースがあり、その場合は複数の治療を組み合わせることが検討されます。例えば、赤みや色素沈着が中心ならピコトーニングやピコスポット、クレーターにはピコフラクショナルやダーマペンなどが考えられます。症状別に使い分けることで、ニキビ跡の総合的な改善を狙うことができます。
赤み・炎症によるニキビ跡
赤みが残るタイプのニキビ跡は、炎症がしつこく残ってしまった場合に起こりがちです。放置していても徐々に薄れることがありますが、赤みの強い状態が長期間続くようであれば、早めの治療を検討すると良いでしょう。ピコトーニングのような穏やかな照射でも改善に寄与するケースがあり、日常的な保湿や紫外線対策と併用すると効果が高まりやすいとされています。
色素沈着によるニキビ跡
色素沈着型のニキビ跡は、メラニンが過剰に生成されることで茶褐色や黒っぽい跡が残る状態です。紫外線を浴びることで症状が悪化する場合もあるため、日頃から日焼け止めを活用することが重要です。ピコレーザーはメラニンを砕いて排出を促せるため、複数回の施術を受けることで徐々に色素沈着の薄まりを実感できる可能性があります。
クレーター・凸凹のニキビ跡
重度の炎症が真皮層まで及んだ場合に生じるのが、クレーター型のニキビ跡です。自己回復力での完全な改善は難しいので、フラクショナルレーザーやダーマペンなどを組み合わせることが検討されます。ピコレーザーのフラクショナルモードを活用すれば、細やかな照射でコラーゲン生成を促し、凸凹を徐々に滑らかにしていくことが期待できるでしょう。
ピコシミ取り(ピコスポット)+ピコトーニング※個数制限なし: 11,800円
ピコレーザーによる顔シミ取り(ピコスポット) : 10,800円
ピコトーニング : 10,800円
ピコフラクショナル : 10,800円
ピコトーニングがニキビ跡にアプローチできる理由
では、なぜピコトーニングがニキビ跡の改善に有効なのでしょうか。その仕組みから確認していきます。
ピコトーニングでは、非常に短いパルス幅のレーザーを肌全体へ穏やかに照射します。ターゲットとする色素を粉砕すると同時に、真皮層にマイルドな熱刺激を与えるため、コラーゲン生成や繊維芽細胞の活性化に繋がります。赤みや色素沈着に加え、軽度のクレーターも改善される可能性があるとされており、幅広いニキビ跡に対応できるところが強みです。
また、出力を抑えめにすることで肌表面へのダメージを軽減し、施術後のトラブルやダウンタイムを最小限に抑えやすいのも特徴です。日常生活への影響が少ない施術を好む方や、繰り返し治療を受ける必要がある場合でも通いやすいメリットがあります。こうしたリスクの低さや汎用性の高さが、ピコトーニングの人気を支えている理由の一つと言えます。
ピコトーニング(しみ・肝斑・くすみ取り・色素沈着)
顔全体にまんべんなく低出力のレーザーを当てる治療です。広範囲にできたシミやそばかす、肝斑に効果を発揮します。低出力のレーザーを照射して薄い色のしみを除去します。波長が長いため皮膚の深い部分にまでレーザーが届き、コラーゲン産生効果も期待できます。
肌再生・コラーゲン生成を促す仕組み
ピコトーニングでは真皮層を熱的に刺激することで、肌の再生をうながす仕組みが作用します。適度な刺激は線維芽細胞を活性化し、新しいコラーゲンやエラスチンを生成するため、赤みや色素沈着だけでなく、軽度のクレーターにも一定の効果が期待できます。施術後は保湿ケアや紫外線対策をしながら肌の回復をサポートし、より高い効果を目指すことが大切です。
ダウンタイム・副作用の有無
ピコトーニングの照射エネルギーは低めに設定されることが多く、施術後の赤みや腫れが比較的早く収まる傾向があります。ごく軽度のヒリヒリ感を感じる場合はありますが、人によっては当日からメイクも可能です。ただし、色素沈着が強い場合などは一時的に薄いかさぶたができるケースもあるため、施術後のケアや紫外線対策は油断せず行いましょう。
ピコシミ取り(ピコスポット)+ピコトーニング※個数制限なし: 11,800円
ピコレーザーによる顔シミ取り(ピコスポット) : 10,800円
ピコトーニング : 10,800円
ピコフラクショナル : 10,800円
ピコトーニングによる施術回数と費用の目安
ピコトーニングでニキビ跡を改善する場合、通常は複数回の施術が必要となります。施術回数や費用の目安を事前に把握しておきましょう。
一般的には3~5回程度の施術を想定して計画を立てることが多いですが、ニキビ跡の深さや色素の濃さによって必要回数は変わります。同時に、施術間隔を適切に空けることで肌の回復を待ち、効果を最大限引き出すことができます。費用面ではクリニックによって差がありますが、1回あたり数万円前後が目安となることが多く、トータルコストを事前に確認することが重要です。
キャンペーンやコース割引が適用できるクリニックもあるため、複数回の施術でお得になるケースもあるでしょう。自分の肌状況や予算、どの程度の効果を目指すかを考慮しながら、最適なプランを選ぶことが大切です。施術内容と費用のバランスをよく比較検討し、納得した上で治療を始めるようにしましょう。
ピコシミ取り(ピコスポット)+ピコトーニング※個数制限なし: 11,800円
ピコレーザーによる顔シミ取り(ピコスポット) : 10,800円
ピコトーニング : 10,800円
ピコフラクショナル : 10,800円
メディカルエピレーションクリニック
ピコトーニングを導入しているクリニックの一例として、メディカルエピレーションクリニックを紹介します。
クリニックを選ぶ際には、通いやすい立地や診療時間、医師の実績なども考慮することが望まれます。ピコレーザー療法の導入実績が豊富であるほど、症例数に基づいた適切な照射設定やアフターケアが期待できるでしょう。施術前には十分なカウンセリングが行われるため、不安や疑問点は遠慮せず相談することが大切です。
メディカルエピレーションクリニックは、SNSや口コミサイトでも高い評価を得ているケースが多く、施術効果や接客対応に定評があります。実際には、数回通院することが前提となるので、料金プランや交通アクセスを含めて総合的に検討すると良いでしょう。施術後のアフターサポート体制が整っているかどうかも、安心して通うための大切なポイントです。
メディカルエピレーションクリニックのピコレーザー「PicoWay」
メディカルエピレーションクリニック心斎橋院では、最新の厚生労働省承認のピコレーザー(ピコウェイ)を導入しています。ピコウェイは、数あるピコレーザーの中でも、米国FDAと日本厚生労働省の薬事承認を受けている安全性の高い、世界最高峰のピコレーザーです。
PicoWayは複数の波長を切り替えられることで、浅い層から深い層までアプローチしやすいレーザー機器です。赤みや色素沈着、軽度のクレーターなど、幅広いニキビ跡に対応できるとされています。ピコトーニングやピコスポット、ピコフラクショナルなどのモードを使い分けることで、一人ひとりの肌悩みに合わせた施術が可能となるでしょう。
ピコシミ取り(ピコスポット)+ピコトーニング※個数制限なし: 11,800円
ピコレーザーによる顔シミ取り(ピコスポット) : 10,800円
ピコトーニング : 10,800円
ピコフラクショナル : 10,800円
メディカルエピレーションクリニックのピコレーザー治療の価格
ピコレーザー治療の価格は照射範囲や施術回数、キャンペーンの有無によって異なります。部分照射と全顔照射では費用も大きく変わることがあるため、まずは無料カウンセリングなどで見積もりを出してもらうことがおすすめです。また、モニター制度を導入している場合は比較的お得に施術を受けられる可能性があるため、気になる場合は事前に問い合わせてみるのも良いでしょう。
ピコシミ取り(ピコスポット)+ピコトーニング※個数制限なし: 11,800円
ピコレーザーによる顔シミ取り(ピコスポット) : 10,800円
ピコトーニング : 10,800円
ピコフラクショナル : 10,800円
メディカルエピレーションクリニックの評判
口コミを調べると、スタッフの接客や照射前後のアドバイスが丁寧だという声が多く見受けられます。施術後のダウンタイムや赤みの程度などは個人差がありますが、アフターケアの指導がしっかりしているため安心感があると評価されています。クリニック選びの際は、実際に施術を受けた人の体験談を参考にすることで、よりイメージを掴みやすくなるでしょう。
ピコシミ取り(ピコスポット)+ピコトーニング※個数制限なし: 11,800円
ピコレーザーによる顔シミ取り(ピコスポット) : 10,800円
ピコトーニング : 10,800円
ピコフラクショナル : 10,800円
他のニキビ跡治療法との比較
ニキビ跡の治療はピコトーニングだけではありません。他の代表的な治療と比較して検討しましょう。
ニキビ跡には、ケミカルピーリングや光治療、ダーマペンなど様々な施術が存在します。ケミカルピーリングはフルーツ酸などを用いて角質を除去し、ターンオーバーを促す方法で、浅いニキビ跡や肌荒れの改善に適しているとされています。光治療ではIPLなどを用いて炎症や赤みを抑えたり、肌質を全体的にケアすることが可能ですが、クレーター跡にはやや改善が限定的といわれています。
ケミカルピーリング(サリチル酸マクロゴール)全顔 : 5,980円
一方、ダーマペンは微小針で肌に微小な穴を開け、コラーゲン生成を活性化させる施術です。こちらはクレーター状のニキビ跡に効果的ですが、ダウンタイムが数日から1週間程度生じる場合があります。それぞれの治療法に特徴と向き不向きがあるため、複数の選択肢を比較しながら、自分のニキビ跡の種類やライフスタイルに合った施術を選ぶことが重要です。
ケミカルピーリング・光治療・ダーマペンとの違い
ケミカルピーリングは角質の除去によって肌表面を整え、光治療はIPLで炎症を抑えるなどの作用を持ち、ダーマペンは真皮層へ物理的刺激を与える手法です。これらはいずれもニキビ跡のタイプによって効果の度合いが異なります。特にクレーター跡のように深いダメージを受けた肌には、肌再生を促す治療が有効とされるため、総合的な判断が求められるでしょう。
ピコスポットやピコフラクショナルとの使い分け
ニキビ跡のタイプや範囲に応じて、ピコスポットやピコフラクショナルがより適している場合もあります。色素沈着がはっきり残っている場合はピコスポットで重点的に除去し、クレーター状に深く凹凸がある場合はピコフラクショナルで集中的に肌を再生させることが考えられます。ピコトーニング、ピコスポット、ピコフラクショナルを上手に組み合わせることで、ニキビ跡を多面的にアプローチできるのがピコレーザー治療の強みです。
ピコシミ取り(ピコスポット)+ピコトーニング※個数制限なし: 11,800円
ピコレーザーによる顔シミ取り(ピコスポット) : 10,800円
ピコトーニング : 10,800円
ピコフラクショナル : 10,800円
まとめ
ピコトーニングは、赤みや色素沈着だけでなく、クレーターにもアプローチできる可能性を秘めた治療法です。各種ピコレーザー機器や他のニキビ跡治療と比較検討しながら、自分の肌に合った最適な治療を選ぶことが大切でしょう。
ニキビ跡の状態は人それぞれ異なるため、さまざまなピコレーザーのモードを活用したり、他の美容医療と組み合わせたりすることで、より早く効果を実感できるケースがあります。特にクレータータイプのような深いダメージには、複合的なアプローチが有効です。自分に合った方法を見極めるためにも、カウンセリングや医師とのコミュニケーションを丁寧に行い、納得のいくプランで治療をスタートしてみてください。
ピコシミ取り(ピコスポット)+ピコトーニング※個数制限なし: 11,800円
ピコレーザーによる顔シミ取り(ピコスポット) : 10,800円
ピコトーニング : 10,800円
ピコフラクショナル : 10,800円
1975年金沢大学医学部卒業後、放射線科、外科、小児外科を経て、1989年に小児外科医長。2000年主任部長就任後、米国留学や大学教授など歴任。2021年にクリニック開業。
REASON 選ばれる理由
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Googleクチコミ★4.7!
メディクリは、通っていただいているお客様にこそ、信頼されるクリニックにこだわります。既存のお客様に支えられています。
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「納得できる価格」をご提供メディクリは、「通いやすい“行きつけクリニック”」を目指し、価格設定にこだわります。
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最新医療承認機をラインナップ
メディクリは、最新版の医療承認機を取り揃え、その台数も地域最大数レベルです。”予約が取れる”にこだわります。
(左)PicoWay(中央)GentleMax Pro Plus
(右)TRI-BEAM
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エピレーションクリニック
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