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近年、しつこいシミや色ムラ、肝斑などの肌悩みを抱える方が増えています。その中で、高い効果と短いダウンタイムが魅力のピコレーザー治療に注目される方が多くなっています。
本記事では、従来のレーザー治療との違いや、ピコレーザーの具体的な照射モード・症例などを分かりやすく解説し、ピコレーザーがなぜシミ治療に選ばれるのかを徹底的にご紹介します。
また、大阪・心斎橋にあるメディカルエピレーションクリニックでは、最新のピコレーザー機器を導入しています。一人ひとりの肌状況に合わせた丁寧な診断と施術を行うことで、より高い効果と安全性を追求しているのが特徴です。まずはピコレーザーの基本情報からしっかり理解していきましょう。
ピコレーザーとは?従来のレーザー治療との違い
ピコ秒単位の超短パルスで照射するピコレーザーは、肌への負担が少なく、従来のナノ秒レーザーよりも効果的とされています。
従来のレーザー治療では、熱エネルギーを利用してメラニン色素を分解する手法が主でした。しかし、ピコレーザーは衝撃波を使って色素を粉砕するため、周囲の肌を過度に熱で傷つけにくいという特徴があります。これにより、色素沈着や炎症後色素沈着のリスクを抑えながらより短いダウンタイムで治療できる点が大きな魅力となっています。
さらに、ピコレーザーはFDAや厚生労働省から承認を受けた機器も多く、信頼性が高いとされています。ピコ秒単位の照射によってメラニンを細かく砕くため、従来のレーザーより施術回数を減らせるケースもあり、しつこいシミや肝斑を効率よく改善したい方におすすめの治療法です。
ピコレーザーの原理と特徴
ピコレーザーの最大の特徴は、非常に短いパルス幅を持つことにあります。ピコ秒という超短時間で出力されるエネルギーがメラニンなどの色素を衝撃波で砕くため、熱による周囲組織へのダメージを最小限に抑えられます。
結果として、かさぶたになりにくく、トラブルの少ない治療が期待できます。
Qスイッチレーザーとピコレーザーの比較
Qスイッチレーザーは主に熱エネルギーを使って色素を破壊しますが、どうしても周囲の皮膚に熱ダメージが及びやすいというデメリットがありました。
一方でピコレーザーは衝撃波を主体として色素を粉砕するため、メラニン以外の組織へのダメージが少なく、施術後の色素沈着リスクを軽減できます。さらに、ダウンタイムが短いので日常生活への影響も少なく、従来よりも快適に治療を行えるようになりました。
ピコレーザーで治療できるシミ・肌悩み
ピコレーザーは多彩な肌トラブルにアプローチでき、肌の色ムラや年齢による症状からニキビ跡、タトゥー除去にも対応可能です。
シミや肝斑など、色素が深く根付いてしまった肌トラブルにも有効なのがピコレーザーの強みです。
ピンポイントのシミだけでなく、顔全体のくすみや色ムラにも均一に作用し、トーンアップを目指すことができます。さらに照射方法を変えれば、ニキビ跡の凹凸改善や毛穴の収縮効果も期待できるのは大きな魅力です。
肝斑・くすみ・色ムラへの効果
肝斑はホルモンバランスや紫外線などが要因となり、頬や額などに広がる色素沈着です。ピコレーザーの低出力モードであるピコトーニングを用いることで、肝斑を徐々に薄くしながら肌全体のトーンを整えていきます。ダウンタイムも比較的短く、日常生活を続けながら肝斑ケアができるのがポイントです。
そばかす・年齢による色素沈着の改善
年齢を重ねると、紫外線などの影響でそばかすやシミが増えやすくなります。ピコスポット照射を行うと、特定のシミ部分に集中的にエネルギーが届くため、周辺部位への影響を抑えながら色素をしっかり砕きます。
ピンポイントのケアにより、より早い段階で改善を実感しやすいのが特徴です。
ニキビ跡・毛穴・タトゥー除去への応用
ピコフラクショナルモードを使えば、肌表面に微細な穴を作り、コラーゲン生成を促すことでニキビ跡や毛穴の改善を図ります。また、タトゥー除去では複数回の照射が必要になる場合もありますが、ピコレーザーの衝撃波は色素をより細かく分解できるので、従来のレーザーよりも少ないダメージで治療を進めやすいです。
ピコレーザーの3つの照射モード
ピコレーザーには目的や症状に応じて使い分けられる3つの照射モードがあり、より効果的な治療が可能です。
ピコレーザーの照射モードは大きく分けて、ピコスポット・ピコトーニング・ピコフラクショナルに分類されます。
シミや肝斑、ニキビ跡に対して、それぞれアプローチの仕方が異なるため、医師の判断で最適なモードを選択していきます。
施術回数や効果の出方もモードごとに異なるため、カウンセリング時にしっかり確認することが重要です。
ピコスポット:気になるシミをピンポイント除去
ピコスポットは高出力のエネルギーを狙ったシミ部分に集中させるモードです。シミの色素をピンポイントで砕くことで、周囲の肌ダメージを抑えながら短期間での改善を目指せます。目立つシミをできるだけ早く取りたい人に適した照射方法です。
ピコトーニング:肝斑・くすみ全体にアプローチ
ピコトーニングは、低出力のピコレーザーを広範囲に照射することで、肌全体の色ムラや肝斑を穏やかに改善していくモードです。
即効性というよりは回数を重ねることで徐々に肌のトーンを上げる施術で、刺激が比較的少ない点も特徴です。日常生活に支障が出にくく、肝斑やくすみが気になる方にも取り入れやすい方法といえます。
ピコフラクショナル:肌質改善・毛穴ケア
フラクショナルモードでレーザーを微小な点状に照射して一時的に微細な穴をつくり、肌の再生を促すのがピコフラクショナルです。
コラーゲンの生成が活性化し、毛穴や小じわ、ニキビ跡などの凹凸を滑らかに整えてくれます。肌質の底上げを目指したい方におすすめのモードです。
メディカルエピレーションクリニック心斎橋院のピコレーザー治療の価格
メディカルエピレーションクリニック心斎橋院では、施術する部位や回数に応じて料金設定が異なります。例えば、気になるシミだけをスポットで治療するプランや、顔全体をトーニングするプランなど、細かくメニューが分かれているのが特徴です。
カウンセリング時に肌状態や予算を相談し、自分に合ったプランを選択することができます。
ピコシミ取り(ピコスポット)+ピコトーニング※個数制限なし: 11,800円
ピコレーザーによる顔シミ取り(ピコスポット) : 10,800円
ピコレーザー治療のメリットとデメリット
短いダウンタイムや幅広い適応症など魅力的なメリットがある一方、注意点や個人差も把握が必要です。
ピコレーザーはシミや肝斑をはじめ、ニキビ跡やタトゥーまで多岐にわたる肌悩みに対応できるメリットがあります。さらに、衝撃波で色素を砕くため熱ダメージが少なく、施術後の赤みや腫れなどが軽減されやすい点も大きいです。
一方で、個人の肌質によっては一時的な色素沈着や期待したほどの改善が得られない場合もあるため、医師との十分なカウンセリングが欠かせません。
メリット:短いダウンタイムと高い効果
ピコレーザーは施術後すぐにメイクできることが多く、治療のために長い休みをとる必要がありません。従来のレーザー治療に比べて少ない照射回数で効果を実感できる症例もあるため、通院回数を抑えたい人にも魅力的です。さらに、一度の照射で多くのメラニンを砕くことで、肌の透明感やトーンアップも期待できます。
デメリット:色素沈着・効果に個人差がある
一方で、肌が弱いと照射後に一時的な色素沈着が起こることがあります。また、同じ施術を行っても人によって効果や改善度合いに差が出るのも事実です。生活習慣や紫外線対策の状況次第では、思ったほど効果が出ない場合があるため、施術後のケアも重要なポイントになります。
施術前後に知っておきたい注意点
安全で効果的な治療を受けるためには、施術の可否や施術後のケア方法をしっかり把握しておく必要があります。
ピコレーザーは一般的に幅広い方に対応できますが、場合によっては施術を受けられないケースもあります。事前カウンセリングで医師にしっかり相談し、リスクの説明を受けたうえで施術を選択することが大切です。
施術後も紫外線対策や適切な保湿を行うことで、色素沈着リスクを最小限に抑え、より高い効果を持続させられます。
施術できないケースと事前カウンセリング
妊娠中や特定の持病がある場合、光過敏症の疑いがある場合などは施術が難しいことがあります。カウンセリングで医師が肌状態を丁寧にチェックし、施術可能かどうかを総合的に判断してくれます。不安や疑問があれば遠慮なく相談し、安心して治療を受けるための準備を整えましょう。
施術後のダウンタイム・副作用の対処法
照射後は軽い赤みやヒリつきが生じることがありますが、しばらくすると治まる場合がほとんどです。痛みや腫れが続く場合は、冷やしたタオルや保湿剤を使い、医師の指示に従ってケアをしてください。
また、紫外線を浴びすぎると色素沈着のリスクが高まるため、日焼け止めや帽子、日傘などでしっかり対策すると安心です。
施術の流れ:カウンセリングからアフターケアまで
実際の施術はカウンセリングから始まり、照射・アフターケアまで段階的に行われます。
ピコレーザーの施術は、まず肌状態を正しく把握するカウンセリングと肌診断からスタートします。
照射方法や回数などのプランが決まったら、当日は施術部位を消毒し、必要に応じて麻酔クリームを使用しながらレーザーを照射します。施術後はダウンタイムや副作用のリスクを抑えるためのアフターケアを行い、予約通りのタイミングで追加施術や経過診察を受ける流れです。
カウンセリングと肌診断のポイント
カウンセリングでは、肌の悩みや目指すゴールをしっかり伝えることが大切です。
専門医は、シミの種類や肝斑の有無、肌の乾燥度などを総合的に判断してベストな照射プランを提案します。施術に対する不安や疑問があれば、遠慮なく質問して安全・安心な治療を受けられるよう準備しましょう。
照射時の流れと麻酔の有無
施術当日は、クレンジングを行い施術部位を清潔な状態にします。痛みが気になる場合には表面麻酔クリームを使用し、レーザー照射時の不快感を抑えることが可能です。
照射後は必要に応じて冷却を行い、炎症を抑えながら肌の回復をサポートしていきます。
アフターケアと日常生活の注意点
施術当日はシャワーや洗顔などは可能ですが、こすりすぎないように注意してください。
高い保湿力のあるアイテムや日焼け止めをしっかり塗り、施術部位を紫外線から保護することが大切です。肌の健康状態を維持するためにも、施術後のクリニックからの指示はしっかり守りましょう。
ピコレーザー施術料金と通院回数の目安
施術にかかる費用や保険適用の有無、そして望ましい通院の頻度について知っておくと安心です。
一般的にピコレーザー治療は美容目的の自費診療となり、保険適用外のため料金はクリニックによって異なります。シミの大きさや範囲、回数によって費用が増減するため、複数のプランを比較検討するのがおすすめです。
通院回数はシミや色素沈着の深さによって異なり、軽度の場合は数回で効果が実感できることもありますが、深いシミや広範囲の色素沈着では複数回の治療が望ましいケースがあります。
費用相場と保険適用外治療の注意点
ピコレーザー治療は1回あたり1万円前後から数万円まで幅広いプランが存在します。部位別のプランや回数割引など、クリニック独自の価格設定もあるため、カウンセリングで明確に費用を確認することが重要です。
保険適用外治療のため、術後のフォローアップについても事前に費用を含めて確認するようにしましょう。
ピコシミ取り(ピコスポット)+ピコトーニング※個数制限なし: 11,800円
ピコレーザーによる顔シミ取り(ピコスポット) : 10,800円
通院回数と施術効果のタイミング
浅いシミや薄いそばかすなら早い段階で効果を実感できる場合が多いですが、肝斑や複雑な色素沈着は回数を重ねることが必要です。
目に見える効果のタイミングには個人差があるため、施術後の経過を見ながら医師と相談して通院スケジュールを決定すると安心です。コース契約やまとめ買いプランで費用を抑えることも可能ですので、自分に合った通い方を選びましょう。
他施術との組み合わせで相乗効果を狙う
ピコレーザー治療と他の施術を組み合わせることで、より高い美容効果を得られる場合があります。
レーザー施術だけでなく、内面からのアプローチとしてサプリメントや内服薬を併用する方も増えています。
加えて、ピーリングや美白系の施術をうまく組み合わせることで、シミやくすみの改善がさらに高まり、肌のハリ感や弾力もアップしやすいです。
カウンセリング時に複数メニューの提案を受け、効率よく改善できる治療プランを探してみるとよいでしょう。
美白点滴・イオン導入との併用
レーザーでメラニンを砕いた後、美白成分を含む点滴やイオン導入で肌に直接アプローチすることで、色素沈着の回復を早める効果が期待できます。
特に、ビタミンCやトラネキサム酸などはシミの再発予防にも役立ちます。外側と内側の両面からケアをすることで、透明感のある肌作りをよりスムーズに行えます。
ピーリングや内服薬との組み合わせ
ケミカルピーリングやハイドロキノンなどの外用薬、トラネキサム酸の内服などをピコレーザーと組み合わせることで、色素沈着の改善効率が高まる場合があります。
ピーリングで角質を除去しやすくした後にレーザーを照射することで、レーザーエネルギーがメラニンに届きやすくなります。こうした相乗効果を活かすためにも、施術前に適切な肌状態を整えておくことが大切です。
よくある質問(Q&A)
初めてピコレーザーを検討される方に多いご質問をまとめました。疑問や不安の解消にお役立てください。
痛みやダウンタイム、施術後のメイクなど、はじめて施術を受ける方は気になる点が多いことでしょう。ここでは代表的な疑問点を取り上げ、それぞれの注意点やメリットをご紹介します。一度にすべてを理解するのは難しいかもしれませんが、事前に知識を得ておくと施術の安心感が違います。
施術の痛みや麻酔はどの程度必要?
ピコレーザーの痛みは「輪ゴムで弾かれる程度」と表現されることが多いです。痛みを強く感じやすい方や広範囲を照射する場合は、麻酔クリームを使うことで不快感を軽減できます。痛みに弱い方でも、施術前に医師と相談すれば適切な対処方法が提案されるので安心です。
ダウンタイム中のメイクや洗顔はどうする?
照射部位の赤みやヒリつきが落ち着けば、メイクや洗顔は通常通り行えます。ただし、ゴシゴシとこすらないように洗顔することや、高い保湿力のあるスキンケアを使用することが望ましいです。施術後1~2日は特に肌が敏感になるため、肌に優しい成分のコスメや洗顔料を選ぶと安心です。
肝斑がある場合でも施術できる?
ピコレーザーには肝斑にも対応しやすいピコトーニングがあるため、肝斑治療が可能なケースが多いです。ただし、肝斑は刺激によって悪化する可能性もあるため、医師の経験や判断が重要になります。適切な照射モードや出力を選んでもらうことで、安全かつ効果的に肝斑をケアできるでしょう。
まとめ・総括
ピコレーザーはシミや肝斑などの色素性病変からニキビ跡、毛穴ケアまで幅広く対応できる治療です。
衝撃波を利用して色素を細かく砕くため、従来のレーザー治療より熱ダメージを抑えられ、ダウンタイムが短いのが特徴です。
ピコスポット・ピコトーニング・ピコフラクショナルという3つの照射モードを使い分けることで、シミの種類や肌質に合わせた最適な施術ができます。メリットだけでなく、色素沈着や効果に個人差などの注意点もあるため、カウンセリングでリスクと期待できる効果をしっかり確認しておくことが大切です。
メディカルエピレーションクリニック心斎橋院
大阪・心斎橋にあるメディカルエピレーションクリニックでは、最新のピコレーザー機器と医師の知見で効果的なシミ治療を提供しています。
アクセスしやすい心斎橋エリアに位置し、通院しやすい立地や清潔感のある院内環境が特徴です。経験豊富な医師による丁寧なカウンセリングが行われ、患者の肌悩みに合わせた最適なピコレーザー施術プランを提案してもらえます。施術前の相談から施術後のアフターケアまで、一貫したサポート体制が整っているのも安心ポイントです。
メディカルエピレーションクリニック心斎橋院のピコレーザー「ピコウェイ」
メディカルエピレーションクリニック心斎橋院では、FDAや厚生労働省の承認を得た最新機種「ピコウェイ」を導入しています。複数の波長を使い分けることで、さまざまな肌トラブルや色素に柔軟に対応できるのが強みです。
肌状態やシミのタイプに合わせた細やかな調整も可能なので、より効果的かつ安全な施術を受けられるでしょう。
メディカルエピレーションクリニック心斎橋院の評判
症例数が豊富で、施術を受けた多くの患者がシミの改善や肌質向上を実感しているとの声が寄せられています。丁寧なカウンセリングやアフターサポートに定評があり、不安や疑問をしっかり解消したうえで施術に進めることが高い満足度の理由のひとつです。口コミや体験談でも評価が高く、心斎橋エリアでピコレーザーを検討中の方におすすめのクリニックといえます。
ピコシミ取り(ピコスポット)+ピコトーニング※個数制限なし: 11,800円
ピコレーザーによる顔シミ取り(ピコスポット) : 10,800円
1975年金沢大学医学部卒業後、放射線科、外科、小児外科を経て、1989年に小児外科医長。2000年主任部長就任後、米国留学や大学教授など歴任。2021年にクリニック開業。
REASON 選ばれる理由
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Googleクチコミ★4.8!
メディクリは、通っていただいているお客様にこそ、信頼されるクリニックにこだわります。既存のお客様に支えられています。
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繰り返し通える、
「納得できる価格」をご提供メディクリは、「通いやすい“行きつけクリニック”」を目指し、価格設定にこだわります。
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最新医療承認機をラインナップ
メディクリは、最新版の医療承認機を取り揃え、その台数も地域最大数レベルです。”予約が取れる”にこだわります。
(左)PicoWay(中央)GentleMax Pro Plus
(右)TRI-BEAM
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